下地補修工事とは?
下地補修工事は、塗装工事や防水工事の前に行う建物表面の修復作業です。 建物の壁や床にできたひび割れ・欠け・浮き・劣化部分を直すことで、次の工程をきれいに仕上げ、長持ちさせます。
なぜ下地補修が重要?
- 仕上げ材がしっかり密着する
- ひび割れなどからの漏水を防ぐ
- 建物内部の鉄筋の腐食を防止
- 建物の外観と強度が向上
補修が必要な劣化の例
- ヘアクラック(細いひび割れ)
- 構造クラック(深いひび割れ)
- タイルの浮き・はがれ
- モルタルの欠け・剥離
- 爆裂(内部鉄筋のサビによる膨張)
主な補修方法
- 樹脂注入: クラックにエポキシ樹脂などを注入して補修
- Uカットシール: クラックをU字にカットし、シーリング材を充填
- モルタル補修: 欠けた部分にモルタルを塗り直す
- 浮き補修(アンカーピンニング・注入)
補修の流れ(例)
- 劣化部位の調査・診断
- マーキング・はつり作業
- ひび割れや欠け部分の補修
- 清掃・下地調整
- 次の塗装や防水作業へ
外観の美しさと、建物そのものの強さを保つために、下地補修はとても大切な工程です。
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